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二人にとって中学生時代はどんな時代でしたか? |
大山 |
「色んなことを一番学んだ時だったと思います。特にバスケットを通して。あの頃があって今の自分がある。伊藤先生と出会っていなかったら、今こうしてバスケットをやっていなかったと思います。」 |
紺野 |
「バスケット三昧の毎日でした。私は背が高いということで先輩に誘われて入ったんですけど、三輪先生に基礎から教えてもらいました。それが今につながっています。」 |
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中学生時代の部活動でつらかったことは? |
紺野 |
「私は当時貧血で体力がなかったから、とても苦労しました。」 |
大山 |
「私も貧血だったんですよ。夏の暑い体育館がきつかったなあ…」 |
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全中の思い出は? |
大山 |
「2年生のときに3位で終わり、自分の代で絶対優勝しようと思っていました。優勝できた時は本当に嬉しかった。全国から強いチームが出てきていて、すごくやり甲斐がありました。」 |
紺野 |
「私は、東京都の予選で負けてしまって出られませんでしたから、憧れの舞台でした。でももし全中に出ていたらバスケットをやめていたかもしれません。関東大会も全国大会も出られなかったから、悔しくて高校でも続けたいって思ったんですね。」 |
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アテネオリンピックに向けて今どんなことを考えていますか? |
大山 |
「私はオリンピックを最後に引退しますので、現役生活の集大成になるように、全力を尽くして頑張ろうと思っています。」 |
紺野 |
「一本でも多くシュートを入れて存在感を示したいですね。」 |
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では最後に中学生にメッセージを |
紺野 |
「バスケットはハードなスポーツで、練習もきついですよね。でもどんなにきつくても、それに負けないで頑張ったら、何かが残ると思うんです。だから試合に勝っても負けても、楽しんでバスケットをやってほしいです。」 |
大山 |
「私はこれまでバスケットを続けてきてよかったなあと思います。よくバスケットは経験のスポーツだって言われますけど、本当にやったらやった分だけ新しい世界が見えてくる気がするんです。だからみんなに、途中でやめないで、できるだけ長く続けてほしいですね。」 |
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